動画「古い常連が来て駄菓子セット作りを」

12月半ば。この時期は毎年、駄菓子のクリスマスセットの注文を頂く。ありがとうございます。

夕方7時、今日もちょっと残業して作ろうかと思ってたら、古い常連が来て「何してんの? 手伝うよ」とすぐ手伝ってくれた。来て話して2、3分でそうなってくれた。間がはやい。撮影もOK。顔が出ても出なくてもどっちでもいいらしい。やり易い。

「ただ待って、近くに社長が出張のお土産もって来てくれるんでそれからでもいい?」「自転車貸して?」「薬師堂辺りまで行ってくる」と言うんで勿論いいけど、出張先でお土産買ってくるとか随分優しい社長だなーと思ってたら、面接の時に社長の息子と年齢と誕生日が全く同じだったみたいでそんなところも気に入られてるらしい。よかったじゃん。

その間にこんな風にすれば作業がやり易いかなと段取りしていたら、帰って来た。「透明のビニール袋を使うんで駄菓子の顔の部分が前になるように入れてくれ」「ビニール1枚30円するんで、470円から480円の間に駄菓子を組み合わせて選んでくれ」とか、普段黙々と頭の中で考えてやってるだけで、人に話す事がないような事を説明する。こういう事でも人に聞いてもらうとちょっとスッキリするな。たまにテレビなどで、ひとり黙々と農作業をしているおばあさんを見かけたりするけど、あの人達にはそんな考えている時間が膨大に積もる様にあるんだろうなーと思ったりした。それとも近所の人とお茶の時などに全部吐き出してしまって毎日やり過ごしているんだろうか?

「うるせえ、こっちはお前の2倍生きて、2倍考えて来て、2倍ストレス発散して来た人間じゃい!」とおばあさんに怒られたい。うッス。おれも駄菓子屋でおじいさんをめざします。

30円の物だと32円、50円だと54円になるとか消費税分も覚えながらやってもらう。駄菓子は10円と30円の物が種類が豊富だ、近年20円の駄菓子がめっきり減ったなーと思いながら、「袋詰めで選ぶ場合、30円のやつが多くて使いであんだろ?」と言ったら「うん」と常連Jは答えた。

今回の注文は、500円が10袋にその他諸々有り。10袋を袋詰めしてもらうまでをやってもらう。

彼はトータルで1時間位かかってやってくれた。途中、昔よく店でかけてた曲なんかをかけたりしてみた。彼が子供の頃知らずに当店で聞いてた曲、きっと色んな曲を流してたけど、特に覚えてるのが何曲かあったらしいんでそれを。

名曲っていいもんだって事で、その若さにしては珍しくアメリカの古い曲が好きだと云うし、「タメは誰も聞いてないだろ?」「なぜなの?」とついでに聞いてみた。なぜなのかは動画で——

終わって袋詰めを段ボールに詰めて、片付けも終わって、彼は店の奥にいた俺の友達達と少し飲んで行った。さっき社長からもらって来たお土産は「白い恋人」だったらしく、みんなの前にひとつづつ配ってくれる。その後何をしゃべったか忘れちゃったけど、皆一斉に帰るってなった時に、中身が半分位になった白い恋人の箱をちゃんと持ち帰ったなーと思ったとこだけはなんか覚えている。仕事も自分にあってるらしいし、大事にしたい仕事だと思ってるのかな、うちにそのまま置いていったって誰が食べるか知らないししょうがない。

手伝いありがとうー。助かったね。

編集猫
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アマゾン君

どんなの売ってるのか1日見てみたよ。アマゾンは巨大すぎる。俺は今こんなのがほしいね!




ABOUT作者

ジョン

よしぎの店主、駄菓子屋16年目。店では「店長」や「ジョンさん(幼少の頃からのあだ名)」などと呼ばれています。趣味は無し、特技は駄菓子の計算、好きな曲はスーパーマリオのテーマ、好きな色は水色、今年のテーマは根性、漫画喫茶に行って好きな漫画や知らない漫画をたくさん読みたい。今春から駄菓子屋の隣に、レンタルスペース「貸し銀」もオープンしました。よろしくお願いします。