牛丼、じゃがいも

大晦日、朝。このまま今年が終わるのも早過ぎる気がしたんで散歩へ。コンビニでタバコを買ったら目的がなくなったけど、腹が減ってるしこのまま楽天の球場を抜けて吉牛でも行ってみるかと有り金を見てみたら400円しかない。これで食えるんだったろか? とちょっとスマホで値段を調べてみたけど、並380円と書いてあったが税込みかどうかわからない。わからないけど行ってみよう、今年も終わるのだしと思って向かう。

JRの貨物置き場。鉄橋の上から

ここも数年後にはなくなるらしい。ここら一帯でここほど古い景色は他にもう残ってないなと気づいてからたまに見に行く。新寺通りに出て、結構大きな交差点で信号待ちしてたら、横断歩道の向こうにいかにもどこにも行くあてがないような中学生(もしくは高一位)の男子三人が肩を寄せ合うように歩いている。俺と同じだ、大晦日とかだし集まってみたものの結局行くとこもなくただ道路を歩いているんだ。「お前の家で遊べないの?」「無理」とかいいながら、きっとそうだ。道を歩いてるとそういう人たちに目が行く。どっからどうみても暇そうだ。

吉牛が見えたが、とても混んでるっぽい。数十メートル先からもよくわかる、車がたくさん止まってる。俺は左利きなんで混んでる店が苦手だ、隣の人とひじがかぶる。なんだか左利きの俺の方が悪い気がして飯に集中できない。食べててもあんまりうまくない。連れもなく一人の時は混んでる店には100パー入りたくない。

どっからどう見ても混んでるのだけど、とりあえず近づいてみる。他に400円で飯を食えるところも近くにないし、混んでるのをちゃんと確かめてから他の事を考えようと時間を潰す為に進む。あてどなく町を歩くなんて一人旅なんかに出なくても、近所の町ですぐできる。すぐはぐれられる。実際俺には今ひとつも目的がない。店の入り口まで行ってみたけど、牛丼が税込みかどうか調べるのもすっかり忘れてた。さっきの交差点にもどる。

行きたいところはすぐ思いついた。大淀三千風の句碑を探しに行く事に決めた。ここから歩いて15分の薬師堂辺りのどこかにあるらしい。

アマゾン君

どんなの売ってるのか1日見てみたよ。アマゾンは巨大すぎる。俺は今こんなのがほしいね!




ABOUT作者

ジョン

よしぎの店主、駄菓子屋16年目。店では「店長」や「ジョンさん(幼少の頃からのあだ名)」などと呼ばれています。趣味は無し、特技は駄菓子の計算、好きな曲はスーパーマリオのテーマ、好きな色は水色、今年のテーマは根性、漫画喫茶に行って好きな漫画や知らない漫画をたくさん読みたい。今春から駄菓子屋の隣に、レンタルスペース「貸し銀」もオープンしました。よろしくお願いします。