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ヨシギノプロ日記

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ヨシギノプロの暮らしを書いていくマガジン。
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元だがし屋漫画

よしぎの日報4 『飲み友が2人とも、車の停め方が少し変だった』

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いいかげんコロナも終わらないし頭に来て絵を描き続けてた。うっす!

去年『ならず者』って題で絵を綴りながら2枚3枚~12枚までと描いてたんだけど、描き飽きてたのを先月思い出して、また描き続けてみる事にしました。コロナが終わらないのだけど、時間だけはある。 犯罪者なのか、何処までも逃げてく4人組を永遠に描いてみたいなと思って始めてみたのが『ならず者』なのでした。 『ならず者』 1枚目  商店街に紛れて逃走を開始する4人組 設定は名前や性格など特になし、何の為に逃げてるのかも決めてない。 今下書きなどあわせて30枚目まで描き進む中、もうち

「ならず者」 逃亡旅行 犯罪者なのか? 四人組が逃亡してる絵を長々と綴ってみますね。連載中 現在1枚目から44枚目

つづく (絵はサイズはA4 で3500円でした) 閉店中も店の入り口から見れる様にしてみました。 書きためてるうちに、飾る場所がなくなったんでふやしました。 うっす!

青雲、それは恥じらいの心

福島県南相馬市には政治家の家というモニュメントがある。田んぼ道にいきなり現れるので異形の怒りを感じた。 そのモニュメントを過ぎた辺りに本社移設前の勤めていた会社があった。 拠点を宮城に移してから出会った仕事だけど楽しかったなと改めて思う。 単独で動いていたので忙しかったけど時間を自由に調整出来た。イベントの企画や新店舗の立ち上げなどまっさらな状態から沢山企画した。全く指示されない遊撃的な立ち位置(悪く言えば野放し)だったので色々経験出来たし音楽とリンクもさせやすかった。ソ

不思議なものを見た

不思議なもの (見たことないもの)を見たので、この頃人に話してた話です。 だらだらと起きてて四時か五時頃、そろそろ寝ようかなと布団に仰向けに寝てうとうととしてたら急に額をヘラの様なもので叩かれた様な気がして正気に戻った、脳内でなのかな?、プチンと音がしたような気もしたし、 えっ!「これが脳溢血か?」と瞬間的に思ったけど頭も体も何ともないし眠いし、、また寝た。 すぐ夢を見たのだと思う、向こうに大きな白い幕が一面に揺れている。、巨大なシーツが干されてる様だなと眺めてたら。急

最高の俺たち

採掘場で僕は、暖かい日で空は綺麗なのに十代特有の不安みたいな蟠りのせいで全然青を美しいと思えなかった。目が細くて骨張った顔の「美濃宇久 乖離」という名前の女の子に呼ばれたんだ。顎に沿うように鋭利なショートカットがオーソドックスなセーラー服を際立たせていたし、スマートな身体に良く似合っていた。 別に好き同士じゃないけど、僕らはよく一緒にここに来てアイスを食べながらたわいもない話をしたり、視聴覚室でエアガンのガスを吸って「ゆず」を聴いたり、Zipperを読んだりした。エアガンの

NEO GEO

ラジオのモノラルイヤホンを片耳に装着し、テレビを観ながら呑んでいる。話掛けれらないようになのか、重要な情報を聴取しようとしているのかは彼にしか解らない。 喋らないのである。 一見の客に話掛けれらたら、聞こえないふりをし、ダンマリと肴を口へ運び、焼酎のお湯割で流す。常連衆は会釈だけでそっとしておく。 この店「大衆酒場 どんぐり」のママは「GEOちゃん」と呼び大切なお客だと言う。開店当初から50年間通っているそうだ。店を50年続けるのも大したものだが、喋らず通い続けるのも又

ピーマン

宮城に3日ばかり帰ります。 齢34にして上京し、一年が経とうとしています。当初は大都会の喧騒に圧倒され、泣いてばかりいましたが、酒や煙草に介助されながらなんとかやっています。適度にアル中でtheピーズの大ファンである私は、居住先をハルの愛した酒飲み天国、赤羽を選択し飲むところには困らず、休日は酒を片手に街を散歩したりしています。交通の便も良く、住めば都。とても好きな街になりました。面白いお話してくれる友達も出来ました。(50代〜80代の数名) 心持ちの変化もありました。 中

ピーマン

この話をFoorinのたけるに捧げる。 瓶漬四川搾菜使用。 レモンサワーを高く掲げてくれ。 仕事帰り、歩道橋の下で「TAKEO KIKUCHI」の黒い革財布を拾った。 交番に届けようと自宅とは逆方向の駅前まで迎うのだが小雨も降っており、本当に身体の芯から怠かったので明日の朝、出勤前にお届けする事とし自宅まで持ち帰ってしまった。自宅といっても四畳半ロフト付き、トイレ別だがシャワーのみという独居房のような部屋なのだが、女を連れ込む機会、器量も財もテクも無いので不便もしない。帰

店で冬眠したい。

店で冬眠したい。 店の入り口を閉ざして、二月いっぱい店を冬眠状態にしてみようかなと思いついたのは、一週間前。 前からやってみたいと思ってたんだけど、今年の冬は出来るかもしれないと一人店で絵を書いてる時に気づいた。 ムーミン谷の冬眠の様に店で過ごしてみたい。 冬眠と言っても、ずっと寝てるわけでもなく、家賃代や生活費は稼がなきゃいけないが、その点だけクリア出来れば、可能と云えば可能な俺の状態。 自分が幸せな身分だった事に気づいたのでした。 冬眠の間に 絵を沢山描きため

絵「小さな駄菓子屋シリーズ」

小さな駄菓子屋の絵シリーズ 二年前に駄菓子屋をやめて、出来た時間に絵でも書くかと思った時に駄菓子屋を描いて見ようと思いました。 うちもそうだった様に、駄菓子だけでは食べてけないので、(ライブやトークイベントをしたり、こんな絵を描いて売ってみたり) 駄菓子と何かを組合わせてやってる店をいろいろ思い浮かべて描いてみました。 昔はこんな店がきっとあったかもなーと。 スポーツ用品店 果物屋 団子屋 などなど。 こちらの絵こちら↓か店頭で売ってます。 https://

コージ君、連絡下さい。2

寝巻きにダウンジャケットを羽織り、外へ出る。陰気な路地を抜けダイエーで菊正宗パックを二つ買い、公園へと向かう。どこの土地に居ようとも俺は平日、昼間の公園で酒を飲むのが趣味なのだ。無邪気なお子らを眺め、酒を舐めていると生真面目に生きる生業の日々を、所属する企業を、社会を、国家を後ろから犯しているような気分になり愉快になるのだ。サービス業、平日休みの特権である。言っておくがペドロな性癖は皆無伝(カムイ伝)。駄菓子のヨーグルみたいな椅子に腰を下ろしショートホープに火を着ける。酒を吸

パーティーで注目される、62の法則

新居を構えた瞬間に都会へ転勤、単身赴任という悲劇の2019年も一夜の宴の如く通り過ぎ、痴呆のマジカルバナナの様に正月休みも終焉を迎えた。 仙台発、東京着の芸能車にてこれを書いている。着し次第、業務なのだ。 子年、年男なるも新年の抱負など無く、今年も何となく終わってしまうのだろうという怠惰な氣持ティーと、中途半端に丈夫な肝臓が早くも午前から酒を欲しがっている。 人生は一瞬なので、好きな事をして死のうなどと戯けた事を云う者がいるが、なんの才も持たぬ自分は企業に属さずして金を得