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ヨシギノプロ日記

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ヨシギノプロの暮らしを書いていくマガジン。
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2019年11月の記事一覧

近所

近所に好きな場所がある。 世の中サウナブームだけど、歩いて15分くらいに無縁な銭湯がその好きな場所の1つ。 通いつめて一度ZINEでインタビューした事もあるし、少しでも知って欲しいと思って書いたけど関係なしにその場所が好きで毎日来る人にはやはり敵わないなと思う。 会釈するようになったり、たまに話しかけられたりするのも悪くないし……でもこれ以上は関わらない距離感で行けるような頻度で通っております。各々の自然の成り行きと信頼の居心地の良い場所に居させてもらってる感も強い

MARUMORI-SAUNA応援団

MARUMORI-SAUNAのクラウドファンディングがスタートしました。 MARUMORI-SAUNAは丸森町の不動尊キャンプ場にあるフィンランドサウナ施設 先日も夏の終わりに行ったばかりなのですが、先日の台風19号で甚大な被害を受けました。 11月9日にはMARUMORI-SAUNA 1周年のイベントを施設側が企画しており、施設側とイベントの中身の話を膨らませたり、沢山の方々との交流を私も楽しみにしておりました。然し、台風後の翌朝頂いたMARUMORI-SAUNA の

大阪 江戸前 仙台

仙台駅降りて直ぐにある情報量多い看板 ご存知だろうか? 駅前は都市開発が近年進んで10年間で無味な街になってきたと感じる仙台。 この寿司屋だけは変わらずずっとあり続けている。正直なところ、清潔感はない。後、混んでるのも見た事がない。ではどうして変わらずあるんだろう。 近くのサウナに通っているのでつい興味本意で入ってから最近は月1、2回は利用するようになった。 だいぶ色褪せたサンプルが都市開発で綺麗になった周りと対照的に印象を放っている。テイクアウトも出来るがやはり買

拗ねチャマ

先週今年2回目となる砂風呂に行ってきた。 砂風呂は岩手県和賀郡西和賀町にある。 源泉の蒸気で熱された砂を身体全身にかけて入るのだけれど、蒸れた砂って超重い。 生き埋めにされたら間違いなく死ぬ事だろう。でも温度が相当気持ち良くて。もし生き埋めされるなら砂風呂を緩くしたやつが良い。 砂場に1人1人並ばせられて、婆に砂をかけられて身動きが取れない状態で蒸される。 身体の内部までダイレクトに熱が来る感じで悪い物が出てる気がする。 途中有線から流れる曲をバックに婆の汗拭き取

ソルトクッカーで捕まえて(日記)

マーシー捕まっちゃったね。 でもさ赤羽の自宅(独居房)のテレビで塩釜警察署を観れて感無量だった。僕は塩釜の坂病院で仮死状態で生を受けたんだよ。 仮死状態って半分人間で。 報道を観て、以前にマーシーが仙台ダルクに来た当日、ダルクから徒歩20秒の友人宅で飲酒していた事と、早く人間になりたいと思ってた若い頃の事を想い出した。 僕は風景になりたかったんだ。 手前の醜さを自認出来る二十代半ば。 不細工であるが故に、皆の視覚に異物と映り、記憶に残ってしまうと強迫観念に駆られ、酒に逃げ

おれのどうでもいい失敗、反省。

俺が駄菓子屋をやめたと言っても、駄菓子屋をやめたのを知らない当時の小中学生はそんな事は知らずにずんずんやってくる。「なつかしいー」「ひさしぶりだー」と入ってくる元常連に「駄菓子屋やめたぞ」とカウンターみたいな台詞を云う時はなんか清々した爽快感すらある。「まじで笑!?」と笑ってもらえたりすると気持ちいい。 元々店がなくなったから位の事でくよくよする付き合いではなかったし、一緒にそれをくやむなんてどこか嘘もあるようでそんなの恥ずかしい。どっちにしても フィクションなんかなくノン