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ヨシギノプロ日記

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ヨシギノプロの暮らしを書いていくマガジン。
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2020年1月の記事一覧

ピーマン

宮城に3日ばかり帰ります。 齢34にして上京し、一年が経とうとしています。当初は大都会の喧騒に圧倒され、泣いてばかりいましたが、酒や煙草に介助されながらなんとかやっています。適度にアル中でtheピーズの大ファンである私は、居住先をハルの愛した酒飲み天国、赤羽を選択し飲むところには困らず、休日は酒を片手に街を散歩したりしています。交通の便も良く、住めば都。とても好きな街になりました。面白いお話してくれる友達も出来ました。(50代〜80代の数名) 心持ちの変化もありました。 中

ピーマン

この話をFoorinのたけるに捧げる。 瓶漬四川搾菜使用。 レモンサワーを高く掲げてくれ。 仕事帰り、歩道橋の下で「TAKEO KIKUCHI」の黒い革財布を拾った。 交番に届けようと自宅とは逆方向の駅前まで迎うのだが小雨も降っており、本当に身体の芯から怠かったので明日の朝、出勤前にお届けする事とし自宅まで持ち帰ってしまった。自宅といっても四畳半ロフト付き、トイレ別だがシャワーのみという独居房のような部屋なのだが、女を連れ込む機会、器量も財もテクも無いので不便もしない。帰

店で冬眠したい。

店で冬眠したい。 店の入り口を閉ざして、二月いっぱい店を冬眠状態にしてみようかなと思いついたのは、一週間前。 前からやってみたいと思ってたんだけど、今年の冬は出来るかもしれないと一人店で絵を書いてる時に気づいた。 ムーミン谷の冬眠の様に店で過ごしてみたい。 冬眠と言っても、ずっと寝てるわけでもなく、家賃代や生活費は稼がなきゃいけないが、その点だけクリア出来れば、可能と云えば可能な俺の状態。 自分が幸せな身分だった事に気づいたのでした。 冬眠の間に 絵を沢山描きため

絵「小さな駄菓子屋シリーズ」

小さな駄菓子屋の絵シリーズ 二年前に駄菓子屋をやめて、出来た時間に絵でも書くかと思った時に駄菓子屋を描いて見ようと思いました。 うちもそうだった様に、駄菓子だけでは食べてけないので、(ライブやトークイベントをしたり、こんな絵を描いて売ってみたり) 駄菓子と何かを組合わせてやってる店をいろいろ思い浮かべて描いてみました。 昔はこんな店がきっとあったかもなーと。 スポーツ用品店 果物屋 団子屋 などなど。 こちらの絵こちら↓か店頭で売ってます。 https://

パーティーで注目される、62の法則

新居を構えた瞬間に都会へ転勤、単身赴任という悲劇の2019年も一夜の宴の如く通り過ぎ、痴呆のマジカルバナナの様に正月休みも終焉を迎えた。 仙台発、東京着の芸能車にてこれを書いている。着し次第、業務なのだ。 子年、年男なるも新年の抱負など無く、今年も何となく終わってしまうのだろうという怠惰な氣持ティーと、中途半端に丈夫な肝臓が早くも午前から酒を欲しがっている。 人生は一瞬なので、好きな事をして死のうなどと戯けた事を云う者がいるが、なんの才も持たぬ自分は企業に属さずして金を得